
化粧水はよく消費するので毎回買うのが面倒。
たった0.02mmの角質層を潤すだけのものだから、保湿成分のグリセリンさえ入っていれば他の成分は大差がないと思う。手作りするのにもってこいなコスメ。
化粧水の体積のほとんどは水なので、水道水で作ることはプラスチックボトルや輸送における資源の消費が抑えられてとてもエシカルです。
必要なもの
・スプレーボトル
・計量スプーン
・水道水 100ml
・グリセリン 5ml 濃度はお好みに調整可
・*植物オイル 〜3ml(なくても。入れるとオイルインミストになる。お好みで)

作り方
オイルを入れる場合は先にボトルにグリセリンとオイルを入れ、棒(スプーンの柄とかで良い)で撹拌する。水を注ぎキャップを締め、よく振って混ぜる。


ポイント
オイルと水は交わりにくいので、先にオイルとグリセリンを混ぜ合わせて乳化しやすくしている。

使い方
乳化剤不使用なので、水と油が混ざるように振ってからスプレーする。
冷蔵庫で保存し一週間程度で使い切ること。

顔・体のほか、ドライヤーする前の髪にもおすすめ。
おすすめのスプレーボトル

開口部の広いガラス製のボトルが絶対的に良い!
私が探して行き着いたのは調理用のオイルボトル。
漏斗なども要らないし、スポンジを入れて洗いやすく、油もさっぱり落ちて継続しやすい。
(ただし、加圧式のオイルボトルなどでは容器の半分以下しか中身を入れられないタイプもあって、用途にあんまり合わないので注意)

冷蔵庫で収まりが良いのもポイント。

グリセリンは純度の高いものを
グリセリンは単体で一定期間保存ができるけれど、不純物が多いほど劣化しやすい。純度99パーセント以上のものがおすすめ。
参考までに、薬局でよく見かける健栄製薬のグリセリンは85パーセント。
求める効果によって植物オイルを選ぶ
注意:植物オイルは荒れた肌や怪我のある部分には塗らないこと。アレルギーがある場合も控える。
オイルの役割は、グリセリンが水をつかまえているところに蓋をして逃げないようにすることだけれど、植物オイルに含まれるビタミン類や脂肪酸が肌に与える効果も期待できる。
私の定番
・アプリコットカーネルオイル
アンズの種子からとれるオイル。
さらっとしていて使い心地がよく、オレイン酸が豊富で肌の新陳代謝を促してくれる。
・ホホバオイル
「オイル」と呼ばれるけれど実は油脂ではなく液状ワックス(蝋)という植物オイルの中でも唯一の特徴があって、皮脂に似ているので保湿に使いやすい。
化学構造が安定していて酸化しにくいので、一本持っているとコスメ作りに役立つ。
よく使うのなら未精製のものもおすすめ。精製されたものより熱や光で劣化しやすいけど栄養がそのまま残っている。ほんのり黄色。

濃度はお好みに調整可
グリセリンとオイルは多くすれば高保湿タイプに、少なくすればさっぱりタイプに。
余計な成分が入っていないので問題の切り分けがしやすく、季節の変わり目のトラブルなども対処しやすいと思う。
注意点。グリセリンは保水力と吸湿力があり、濃度を高くしすぎると逆に肌からも水分を奪う。なので10%以上は入れないこと。
私の肌の場合なのであくまで参考程度だけれど、以下のように調整している。
・吹き出物が出る場合は「水は足りていて油分が多い」状態なので、グリセリン量はそのままでオイル量を減らす。
・肌が荒れてないのに化粧水をつけてピリピリする場合は、グリセリンが多すぎて水分をグリセリンに持っていかれてるので、化粧水濃度を調整し直す。一時的に肌が乾燥しすぎていても同じように感じるので、化粧水をつけた上から水を補給するイメージで濡らした手で肌を包むように抑えてやると落ち着く。
・うっすら赤みが出て毛穴のまわりが隆起するような時は、バリア機能が落ちているので一概に言ってしまうと危険なのだけど、水分が足りず油分が多かったりなど、バランスが崩れて炎症している。
優しく洗って余分な皮脂を落とし、化粧水のグリセリンやオイル量は少なめでいったん水を蓄えこむイメージで重ね付けして、最後にオイル単体でしっかり蓋をすると私の場合は落ち着く。
こまめに水を飲む。