ひとりでできたよ!iMacのHDD換装
2012.10.04
2009年10月発売モデルの27インチiMacを使っています。
型番はG0GF0J/A。2.8GHz Quad-Core Intel Core i7です。
開かずの扉なApple製品、初めて自分でHDD交換しました。
ディスクユーティリティ情報で内臓HDDがSeagate製だったので、秋葉のツクモさんでSeagateの1TB7200rpmを買ってきた(このスペックはiMac内臓と変わらず)。
ちなみに、内臓HDDにケーブルを差してS-ATAをUSB変換できるやつ(タイムリー UD-505SA)を使ってMacに接続してみたら全然認識されない感じでフォーマットできなかった。
ググったらSeagateや海外のHDDはUSB2.0やIEEE1394変換での相性が悪いみたい?
…というお勉強を経て、ろくすっぽとっていなかったバックアップ用には日立のHDDをドスパラで買ってきました。
変換ケーブルもFireWire対応のをそのうち買いたい(なぜはじめからIEEE1394対応の外付けを買わないのか、それはかさ張るのが嫌だから、あとぼったくられてる気がするからだ!笑)。
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需要があるとは思えませんが、まったく同じモデルで日本語の説明サイトがなかったので、健忘録も兼ねて手順メモ(実際やってみて、下準備で見ていたサイト郡のどれとも細かく違っていてハラハラした)。
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用意したもの
- T8のトルクスドライバー(ひと揃い持ってるけどT8しか出番がなかった)
- 必須ではないがマイナスドライバー
- 大きいサイズの吸盤2つ
- エアダスター、ブロアー、(細かいところに入った埃やネジ対策に)付箋
- つっかえ棒
- 下に敷いて緩衝できるもの
まずディスプレイのガラスカバーを外す。強力な磁石でくっついているだけなので、吸盤を用いて引っ張る。このモデルは下部に爪があるので上方を浮かせてスライドさせて外す。
液晶がむき出しになるので絶対に触らない。
フロントバネルにはネジがいっぱい見えてるけど、外すのは左右4個づつ、計8個。T8のトルクスネジ。
ネジの取り外し、取り付けは強力な磁石や深い溝などトラップがいっぱいです。要工夫。
マイナスドライバー等を差し込みテコにしてフロントバネルを持ち上げる。
ここで、10数センチ足らずの液晶のコネクターがフロントバネルと基盤をつないでいるので、ちぎってしまわないように、持ち上げすぎないように気をつける。ブルーリボンを(グリグリいじらずにまっすぐ!)引き抜く。
他にもコネクターはいっぱい付いているけれど、今回はHDD交換オンリーなのでこの作業空間で充分。つっかえ棒だけして進めていきます。
HDDに差してあるS-ATAと電源のコネクタと4pinのコネクタ(計3つ)外す。画像ピンクの矢印。
HDDを挟んでいる空間のネジ2本を外す(Macの天井側のネジで、ゴムのクッションが台座に付いている)。これでもうHDDを持ち上げられます(対極側は、HDDに取り付けられた突起を、ゴムの台座のついた穴[画像オレンジの矢印]に差して固定してあるだけ。ネジを外した側を持ち上げてスライドさせるようにすればHDDを取り外せます)。
内臓されていたHDDについているクッションひとつと突起ふたつを新しいHDDに装着して、逆の手順で付け替える。
問題なく認識されました!TimeMachineで復元!なんてらくちんなんだ!
写真のRAWファイルが膨大な容量を食っているので今回は見送りましたが、そのうちSSDに手を出したいなあ。
あとiPhone5も買いました。こうして快適なApple生活が維持されるのであった。